モンテッソーリの教育で、子どもにおもちゃを片付けさせる方法とは

モンテッソーリ流!子どもが自分でおもちゃを片付けるコツとは?

【モンテッソーリ教育】キチンと片付けができる子に育てたい

 

「ちゃんとお片付けしなさい」

「おもちゃがおうちに帰りたがってるよ~」

「もうお昼ご飯だからお片付けしようね」等

 

親としては、

子ども自身にどう話かけたらいいのか?

どう働きかけたらいいのか?

ということばかりに注意が向いてしまいがち。

ですが、その前にすることがあります。

「自分で片付けができる子」にするためには、親が環境をととのえてあげる必要があるのです。

 

 

親が環境をととのえる大切さを知っていると、子どもの成長に差が出る。

 

例えば、親がよく悩むのがトイレトレーニング。

 

親子ともに必死になって頑張っているのに、成果が出ない理由の一つが、やはり「環境が整っていない」ことです。

 

ジーンズやロンパースのような、かたくて脱ぎにくい服を着せると、自分で脱ぎ履きができない。

『子どもには、柔らかい布ゴムのズボンが必要』だということに、親が気づいていない。

 

また、子どもがパンツを脱ぐときにバランスを崩してしまい、うまくオマルに座れないことで嫌がることも。

それも、親がオマルの隣にイスを用意するだけで簡単に解決することがあります。

 

こうしたことひとつとっても、トイレトレーニングが進むか進まないかに差が出てきます。

 

 

【モンテッソーリ流】子どもにおもちゃを片付けさせるには教具棚が必要

 

前置きが長くなってしまいましたが・・・

子どもがおもちゃを片付けられるようになるためには、子どものからだに合わせた『教具棚』が必要です。

 

モンテッソーリのおもちゃを子どもに片付けさせるには教具棚が必要。

 

コツ1. 教具棚は低いものを

 

当たり前のことで盲点だったりもするのですが、子どもに身長に合わせて、低い横長の棚を用意しましょう。

一番高いところでも、必ず子どもの手が届くような棚を選びます。

 

おすすめは、カラーボックスを横にして使うこと。

それぞれの区切りに3つ、その上に3つ。

ハイハイからよちよち歩き(0歳~1歳)までの小さな子どもならこの6か所で十分です。

 

子どもが大きくなったら、棚を縦にしましょう。

 

 

コツ2. 物を分類してわかりやすくする

 

個々の棚やボックスに何が入っているのか示すとわかりやすくなります。

 

まだ文字が読めない子には、写真やそのもの自体を貼ります。

 

モンテッソーリのおもちゃを片付ける棚の作り方のコツ

どんぐりやおはじきなど、小さいものならそのもの自体をフタに貼るのもよい。

 

文字が読める子であれば、「ブロック」などと書いて、何のボックスなのかわかりやすくしておくと、子どもは片付けしやすいと感じます。

 

 

コツ3. 一緒に使うものをまとめる

 

例えば、

「のり、はさみ、セロハンテープ」

「折り紙、画用紙」

「えんぴつ、色えんぴつ、クレヨン」

「つみき、ブロック」など、

一緒に使うものをまとめておくことです。

 

一緒に使うものをまとめておくと、子どもも便利だと気付きます。

 

 

大人は子どもの環境の一部。おもちゃを片付けられるのも大人次第。

 

『いつも同じ場所に戻す』

これが大事です。

 

いつも同じ場所にモノを片付けることができるという環境は、子どもに安心感を与えます。

 

子どもに片付けさせたい大人のあなたは、自分が出したものをキチンと片付けられていますか?

 

実は、子どもの目の前で投げて、そのまんま。

なんてことはありませんか?

 

『親、祖父母、先生といった周りの大人も同じように、環境の一部である。』ということを忘れないでください。

 

つまり、わたしたち大人も、子どもと同じ方向を向いて子育てしなければならないということなんですね。

 

例えば、あいさつも同じこと。

 

「ほら、あいさつしなさい!」

「こんにちは!でしょ?」

と注意するより、

大人がいつもより大きな声であいさつするほうが、ずっと効果的なのです。

 

それと同じように、大人がいつも自分の片付けをちゃんとしていれば、子どももキチンと片付けられるようになります。

 

 

【おうちモンテの極意】お母さんが毎日同じところにおもちゃを片付けること

 

それでは、子どもが自分で片付けられるようになる極意をお教えしましょう。

 

大人が毎日、同じところに片付けることです。

 

それを毎日見ていれば、子どももマネして同じところに置くようになります。

 

環境がととのっていれば、ヨチヨチ歩きの子どもでも、片付けることができます。

 

小さいときから戻すクセをつけておけば、大きくなっても同じ場所に戻さないと気持ちが悪くなるものです。

 

特別なことをしているわけではないのですが、これで片づけられる子になります。

 

環境がととのっていることの重要さを実感する瞬間ですね。

 

 

おわりに

 

子どもの才能を伸ばしたいのであれば、大人が伸ばせるような環境を用意することが大切です。

 

今あるおもちゃが多すぎる場合は、好きなモノを選んで、あとは押入れに入れておきましょう。

ときどき入れ替えてあげると良いです。

子どもをよく観察すると、いつも同じおもちゃで遊んでいることに気づきます。

興味のないおもちゃまで出してぐちゃぐちゃにされるより、よほどいいことなのです。