1. 英語が面白いと思ってもらえる教え方のコツ
自宅で親子が英語を楽しく学ぶコツ。
それは、「さぁこれから英語を勉強するぞ」よりも、ゲームやおもちゃなどの中に英語がちりばめられていて、遊びの中で英語を使うと楽しい、というスタンスで教えることです。
特に、リトミックはおすすめ。
英語の歌に合わせて体を動すと、さらに楽しさが倍増します。
子供に英語を楽しいと思ってもらえるためには、教え方も工夫すると良いです。
勉強していると思わせずに、どんどん子供のチャレンジ精神を刺激して、子供の口から英語が出てくるような環境を作ってあげましょう。
子供との信頼関係が築ければ、子供は積極的に会話の中でいろいろな英語を話してくれるでしょうし、うまくできた時には思い切り褒めることによって、子供のやる気をさらに高めることができます。
例えば動物の名前を英語で覚えるなら、動物園に足を運んで、実際の動物を見ながら英語で発音してみる。
自宅に帰って動物の絵をかきながら英語で発音すれば、もう脳にインプットされていることは間違いありません。
野菜の名前を英語で覚えるなら、お母さんと一緒にキッチンで料理のお手伝いをしながら英語のレッスンタイムにすれば、楽しい時間の中で英語が自然と耳に入りやすいです。
2.楽しいことの中に英語があると良い
子供は楽しいこととか興味がある事なら、親が言わなくても積極的にチャレンジします。
英語というものに対して興味を持たせるのは、就学前の小さな子供だと難しいことです。
なので、楽しいゲームとかイベントの中に英語を自然な形でちりばめながら、少しずつ覚えると良いです。
英語の勉強を楽しむというのではなくて、楽しいことの中に英語があるのが、ベストな教え方といえます。
そしてもう一つ、楽しく覚えなければ頭には入らないので、無理強いしたり、子供の理解度を大きく超えているような難しいことに挑戦するのはNGです。
子供の進捗度合いにシッカリと合わせながら、新しいことを一つずつ覚えながら先に進むという方法が、子供にストレスを与えることなく楽しく親子タイムを過ごしながら英語もマスターできることにつながります。
面白い教え方なら、子供の方から「ママ、今日も遊ぼうよ!」と毎日遊びのお誘いをしてくれるはずです。
3.英語教育で注意するべきこと
矛盾すると思われるかもしれませんが、「幼児に知的教育をさせる」という意識をもたないことです。
子どもの「成功」を願い、知的な発達を何よりも目標とする親は多いものです。
しかし、そういう教え方が「燃え尽きた」子どもや、人生に失敗してしまったと感じる子どもを生み出しているという指摘が増えています。
子どもの健やかな精神成長のために、英語教育を進めるにあたって、次のことを配慮しましょう。
- 一日にリズムはあるか。わぁっと遊ぶときと、大人によってガイドされた活動の時間はあるか。
- 毎日外で遊ぶか。
- 読み書きやワークブックは子どもにはふさわしくありません。
- お絵かき、クラフトのような芸術的活動はあるか。
- 環境はどうか。安全で、温かく、清潔か。
- まわりの大人に愛されているか。
子どもの自由な探索心を伸ばす環境作りこそが、英語を面白く感じさせる神髄といえます。
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