KUMON英語教室の口コミ
母:はるかママ・・・39歳(英語力:日常会話なら問題なし)
子ども・・・一人っ子
ならちゃん:小学校2年生(英語歴4年)女の子
英語学習方法:
- KUMON英語教室(週2回)
- ALTの英会話教室(月1~2回、知人のALTにお願いしている)
- 英語の絵本、フラッシュカード(気が向いたとき)
※ALTとはAssistant Language Teacherの略で、外国語を教える先生を補佐する先生のこと。ネイティブスピーカーである。
公文に入ったきっかけ
公文に通う保育園のお友達が、タッチペン(公文式専用リスニング機器:イー・ペンシル)を持っていた。
娘がうらやましがったので、KUMON英語教室の体験に行ってみたら、本人が珍しくやる気が出たため公文に入ることにした。
また、公文の月謝は教材込みで7500円程度と手ごろなのも決め手になった。
ママ友に誘われた他の英会話スクールの体験は、待ち時間が苦痛だった上に、教材やイベント代が予測不能な感じで追加されそうだったなと思ったことがあったから。
公文は他の英会話スクールと比べて無駄な教材を買わなくてよいので、最悪のパターン、本人が急に辞めたいと言っても諦めが付くレベル。
良心的で通わせやすいと思った。
公文英語教室のメリット・デメリット
親としては料金面でかなりのメリットがあるが、英語学習でのメリットももちろんある。
KUMON英語教室に対しては、大きな期待はしていなかったけど、集中してプリントに取り組めている様子(集中力がつく)。
宿題もそれなりに、声をかけなくても真面目に取り組んでいる。
想像していたより続いていて、予想外にうれしかった。
人見知りな娘には、もくもくと進める公文は相性が良いと思った。
デメリットは、週2回の送迎がちょっと面倒なこと。
あと、1年の前期と後期に面談があり、日を合わせないといけないのが、少し面倒かもしれない。
もう一つのデメリットは、「英語力アップ効果」に対する疑問。
2年ほど 公文で英語を勉強したけれど、会話力が上がらなくて、ただただ勉強でしかないという否定的な考えを持つようになった。
私には海外経験があり、会話力が身についていないと、かなりの確率で将来 役に立たない英語になってしまうから。
子どもの英語力を身につけるためにやったこと
娘が1~2歳のころは、英語のリトミック教室に通っていた。
けれど、勝手に走り回ったり、恥ずかしがって、みんなと同じように大きな声を出してリピートしたり、答えたりができず、続けている意味が分からなくなりやめた。
本人も全く覚えていないので、効果があったかどうか分からない。
リトミック教室はやめてしまったが、何かしら英語には関わらせたいと考えて、自宅では英語の絵本を寝かしつけの時に一冊混ぜてみたり、簡単な物の名前のフラッシュカードで遊んでみたり、私でもできるカンタンな方法でのんびり続けることにした。
続けている途中、「赤ちゃんや幼児期は 日本語すらままならないのに、英語の絵本を読み聞かせて意味あるのかな」と思うこともあった。
けど、しっかり話ができるようになった小学生の今、赤ちゃんのときに読み聞かせていた本に愛着を持っていることが分かって、続けていて良かったなと思った。
もっと成長した時に、ふと読んだら、知っている英単語が増えていて、より自分の成果が実感できて良いだろうとも思う。
娘には自然と英語を教えられているかなと思う反面、「他の英会話スクールでは、親は絶対に教えてはいけない」とか、「ネイティブでもないのに発音を教えるのはクセが付く」など良くない情報をママ友伝いで耳にして、自分が子どもに英語を教えることにかなり悩んだ時期もあった。
でもよく考えたら、「私が海外で暮らした時も、いろんな英語を聞いてきたな」と思い、正しい英語でなくても、自分から発する力をつける事が大切だと思い直すようになった。
子どもが小学生になって、英会話教室に通わせようと思うようになった。
しかし娘は人見知りで、大勢の生徒と一緒に英語のレッスンを受けるのは向いてないなーと感じて、知り合いのALTに英会話教室をお願いした。
ALTの英会話教室も、本物の英語に触れる経験もしてほしいし、何より、いろんな事を気にせず、リラックスしてマンツーマンなら学べるだろうと思って始めたので、回数を重ねるごとにその先生に懐いていくのが分かって、安心した。
住んでいる地域がそこまで外国人が少なく、英語を慣れて自然に感じてもらうことが一番の目標だったので、良かったと思う。
公文では会話力の効果はまったく感じず、習い始めて1年くらいは、続けるべきかどうしようか、何か足りない感じもしつつ、そのままにしていた。
正直、ALTよりKUMON英語教室が本人には一番合っているようなので、どちらも続けていて良かったなと今では思う。
公文は学年を超えて学べるので、教室で隣に座ったお兄さんやお姉さんより難しい問題をしている時に、優越感があるようで、やる気アップに貢献しているみたい。
学校のクラスには帰国子女もいたり、英語を習っている子も少なくないので、自分たちが知っている英語を披露しあっているのも、ほほえましい。
英語が身近になっている証拠かなと思う。
(はるかママ)
公文と英語の効果的な進め方
言葉のコミュニケーション能力は、「日ごろどれだけその言語に触れているか?」が大きく関わってきます。
たとえば日本にいても家庭での共通語が「英語」なら英語力が身に付きますし、海外にいても家庭での共通語が「日本語」なら日本語力が身に付くでしょう。
公文の英語教室では、読み書きがメインです。
コミュニケーションに必要な「語彙(単語力)」や「表現力」は身に付きますが、英会話力が問われない日本人が指導していることが多いため、「リスニング力(聞く)」や「スピーキング力(話す)」は身につかない可能性が高いといえます。
言い換えるなら、短時間でも毎日、英語だけ話す時間を作ってしまえば、英語力は高まっていくでしょう。
もし親であるあなたが英語が苦手な場合、オンライン教室を利用してネイティブの先生と対面で話したり、ホストファミリーとして英語圏の留学生を受け入れたりすることも、英語に触れる機会を増やす方法の一つです。
手っ取り早いのは、インターナショナルスクールに通うことですが
はるかママならちゃん親子のように、相性の良かった教室(公文)で語彙力を高めつつ、ALTの先生を自宅に招いて生の英語に触れる機会を増やしてあげることも、コミュニケーション力を高める効果的な進め方ですね。
子どもの「英語が好き」の気持ちを育てつつ、英語に触れ合う機会を作ってあげてください。
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